アイナナには絶対にハマらないと思っていた人間に雷が落ちた話【新規ムビナナ初見感想】

 

※界隈のことを全く知らない初心者感想なので、メンバーや周辺の方に失礼を言っていたら本当にすみません。

 

「担当」との出会いは人それぞれだ。

人の数だけ人生があるように、オタクの数だけ担当との出会いがある。
よかったらあなたと担当の出会いを教えてほしい。そういう話、めっちゃ好きなので。

私は先日、雷に打たれてきた。
ので、その時の話をしようと思う。

感想をアウトプットすることで思い出を真空保存するタイプなのだが、密度の高い体験すぎて信じられないくらい長くなってしまった。
最後まで読むのに恐ろしいほどかかるので、お時間のある時にどうぞ。

 

▼あまり意味のない目次

 

きっかけ

この最高なレポの「友達」が自分です。

 

ことの始まりは先輩友人からの連絡だった。

「チケット余ってるから、アイナナの現場いかない?」

劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiODの公開翌日の連絡だった。

当方元ジャニヲタ、二次元も三次元もどっぷりハマってきた生粋のインターネットオタク。
信頼しているオタクに誘われたコンテンツにはとりあえず二つ返事で乗れって偉い人に言われて育ってきた。

そもそも、公開翌日という興奮さめやらぬタイミングで「こいつを誘おう」と思ってくれたことがとてもうれしい。
いつも自分のオタクの世界を広げてくれて本当に感謝している𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬…
ちなみに二次元の現場はあんまり行ったことがない。

ここからしばらく前置きとして書き手の自分語りが入るので、
そこに興味がない人はアイナナ予習の話まで飛ばしてほしい。

 

 

 

元ジャニヲタ15年戦士

齢10の時から数えて十数年余り、ジャニーズというエンタメを心のど真ん中に置いて育ってきた。

小学生のときに見たMステでPIKA☆☆NCHI  DOBLEを踊る相葉くんを見て初恋を奪われ、
友人に引っ張っていかれた8estでブリュレを踊る丸山くんにリア恋の意味をわからされ、
高校生の頃姉が借りてきた美しい恋にするよ円盤で真っ白な衣装の左胸についた羽を揺らしながら笑顔で外周を踊る加藤くんが人生最大級の推しになった。

とにかくステージでダンスをするアイドルに心を囚われ生活を豊かにしてもらって生きてきた。

大学生になるとアリーナツアーもドームツアーも全通し、多い時は年間で20公演余りに入った。
今思うとまじで何してるんだ?暇かよ

お金がなくて毎食冷凍うどんを半玉ずつ食べていた。
それでも肌は荒れなかったし、夜行バスに8時間乗ってもケロっと早朝から活動していた。
全ては若さの恩恵と、現場でアイドルから栄養を摂取しストレスを解消していたからだ。

現場は偉大だ。

デジチケなんてなかった時代なので、FCから郵送でチケットが届いた。
交換、譲り、同行、サイドチェンジなんでもあり。
全席同額だと交換もしやすかった。念の為断っておきたいが、ファン道に反する形でのチケット取得はしていない。誓える。
時間をかければそういうことができる時代だった(んだと思う)(ここ5年の事情は正直知らない)

心の底から全ての現場を楽しんでいた。ちなみに今はジャニヲタ自体を卒業している。

現場参戦はノートにメモスタイルで完全に野鳥の会
時には電子双眼鏡で推しの毛穴まで観察してメモする肝入りの変態型だ、対戦よろしくお願いします。

IDOLiSH7というゲーム、刺さらなかった

自分は、IDOLiSH7というソシャゲにはハマれないなという確信めいた気持ちがあった。

純粋に「アイドルの裏側」が苦手なのだ。
キラキラと輝くアイドルという氷山、その水面下にはさまざまな苦痛と努力があって…っていうストーリーを享受して楽しんでいる側の人間じゃないかと言われればそうなのだが。
そこを「コンテンツ」として演出されているからこそ楽しめる、そんな性分だったからだ。

「同じ生きてる人間」というリアリティを感じてしまうと、そのひとりの人間を締め付けている苦悩は「他でもない我々ファンがいるから」こそのものなのだと痛感してしまって、純粋な気持ちで応援できなくなる。

彼らにとってアイドルは職業で、仕事で、辛いことも多い。

やりたくてやってるわけじゃないかもしれない。顔が売れてしまえばもう後に戻れないからやってるだけなのかもしれない。
思春期の頃からこの世界にいて、これ以外の世界を知らないからそこにいるのかもしれない。

…と、考えてしまうので、できるだけ「公式」から出る情報のみを享受し、アイドルという偶像を崇めて過ごしてきた。

だから「人間がアイドルをすること」「リアリティ」というテーマを描くIDOLiSH7に、あまり惹かれなかった。
先述の信頼できるオタクに昔勧めてもらってアプリをDLしたはいいものの、本格的に苦しくなりそうだなと感じた1部中盤15章で早々に撤退してしまっていた。
(冒頭レポツイでは2部になってるのだが、自分の勘違いだった…スンマセン)
1部なんて序盤も序盤だってわかっていたので「ここから面白くなるんだろうな」とは思ってたけど。

あからさまに読み進める進捗が遅い自分に対して、勧めてくれた先輩も「はまらなかったかー」と苦笑いしていた。ごめんなさい。

そうしてDLから1年と少しが経ち、冒頭のムビナナのお誘いに戻る。

 

余談:好きな属性

自分用メモ代わりに、好きなアイドルの属性を置いておく。

・手足の長い人が頑張って拍についていくダンスが好き
・そういう人が周りに合わせるためにあえてやや余裕めに踊ってるのが好き
・そういう人が急に本気出してくると心臓がギュン
・高音キツそうなダミ声系歌声が好き
・長身フェチ
・脚長フェチ
・青い衣装フェチ
・左胸に花か羽がついてる衣装フェチ
・階段降りる演出フェチ
・脚長フェチ
・脚長フェチ
・脚長フェチ

 

自分語りの要約

・元ジャニヲタ(一時期は完全な現場ジャンキーだった)
・アイナナのストーリーは「アイドルの裏側」というテーマが肌に会わなくて1部15章でリタイア

この前提でいくと、ムビナナという「現場」はいけるという肌感があった。
アイドルの裏側は苦手だが、ライブはまさしく表舞台だ。

実はSLAM DUNKの劇場版を見に行った際に予告を見ていて「最近の3Dモーションってここまで綺麗なの?」と一抹の興味を持っていたので、
円盤とかが出たら先輩に見せてもらおうかななんて思っていたのも背中を押したかもしれない。
あと、気になっていたのに何かと縁がなかった「応援上映」に行ってみたかったというのもある。

どうやらDay1とDay2があるらしく(!?)
どっちも連れて行ってくれるとのことで1日で映画を2本見ることになった。
映画、1日に2本見たことないけど、ライブは昼公演と夜公演連続で入ったこと何回もあるしいけるやろ。
丸1日の行楽になるので、どうせならいい時間にしたくて少しだけ予習をした。
アイナナは刺さらなかったけど別に苦手なわけではないし、予備知識があるに越したことはないよな。

ムビナナ鑑賞前知識&予習内容

・1部10〜15章くらいまでのメインストーリー知識
 (なんかラジオ番組がどうとか降板がどうとか言ってた気がするけど正直あんまり覚えてなかった)
・先輩に貸してもらった小説版Re:memberの、万がいなくなるところまで(それ以上はちょっと辛かった)
・Day1/2のセトリ予習(10週は聞いたと思うが、どの曲がどのユニットかはわからず)
・有能マネさんがTwitterに投稿してくれていたミリ知ら勢向けのメンバー紹介
(ŹOOĻは本当に初見だったのでメンバー一覧でも「だれ?」と思っていたが「トウマという人は元メンバーがいなくなったのね」くらいは予備知識がもらえた)

セトリの聞き込みは非常に楽しかった。
全部聞いたことない曲のはずなのに、全部聞いたことがあった。謎現象。
音楽に興味がなかったもので、小学生から社会人になるまでジャニーズソングしか聞いたことがなかった自分にとって
「この曲調、この歌詞…なるほどここにいたんだね…」という謎にエモい気持ちになった。

参戦前予習にて曲調だけで好きだと思っていた曲は以下。

・STRONGER&STRONGER
 ⇒歌い出しが最高、あとアイドルに「怖くない」って歌わせるの大好き
・BEAUTIFUL PLAYER
 ⇒こんなん絶対盛り上がるやろ「ビューティーフォープレーヤー♪チェンザワー カマアンッ」のあと会場が悲鳴で割れる
・Incomplete Ruler
 ⇒曲調一番好き。せり出しで静かに歌え。演出で水湧き出ろ。
・ササゲロ
⇒もはや懐かしさすらある。好きに決まってるおしゃれトンチキソング。

この他にも好きだなと思って曲名を見ると大体ŹOOĻの曲だった。ひたすら懐かしい感じがする。あとすっげえ歌がうまい。

 

全体をざっと聞いて、十さんというキャラの歌声が好きと言うことがわかった(この声が好きですと言ったら先輩がキャラを教えてくれた)
全く癖のない声だけどイケボ。
CVの佐藤拓也さんのことは不勉強ながら存じ上げず、
この時は「世の中にはまだまだ素敵な声優さんがいるんだな」くらいに思っていた。
(声優にあまり詳しくない)

佐藤拓也 検索

なるほど、わかるキャラはFE系のキャラだけだね…
それ以外は本当に知らない…でもめっちゃイケボだな…歌もうまいな…

このとき、(というか映画をみている時も)
全くもってアイナナにハマるつまりはなかったし、
「アイナナの中で一番好きかも、というキャラが見つかれば先輩との話題になっていいかなー」くらいの気持ちだった。
モーションの質が満足いくものかもわからなかったし、映画の中身も全くさっぱり知らなかったので、
推しが見つかるかもわからないなと思っていた。

 

※自分がいた当時の周辺J界隈では「担降り」というワードを「担当し始める」という意味で使っている人が多かったので現代だとちょっと違和感ある文章かもしれない

Day1

(やっと当日の話である)
先輩と現地待ち合わせをするのだが、人人人人のさながらライブ会場。
先述のSLAM DUNKを見たのと同じ映画館だったはずなのに、
ここは後楽園か水道橋か?という女性比率であった。

これが噂の入場特典か…と流れるままに特典を受け取り着席。
チケット戦争があったにもかかわらず、やや前めのドセンの席のチケットを先輩が取ってくれた。
席に座って早速特典を開封すると十さんだった。
「あ、これ私が声好きだって言った人ですか?(十さんを見ながら)」
「そうよ」
「先輩の推しのピンクとグリーンの人じゃないですね」
「交換出すから問題なし!」
「アッハイ」
自分は特に特典に興味はなかったので先輩に差し上げた。

先輩に貸してもらったキンブレ(初体験)の操作確認をしながら周りの人たちの様子を見ていた。
映画館なのにみんなキンブレを持っている。異様な光景だ…。
中には一人で8本くらい持ってる人もいた。強ぇ。

メンバー紹介の画像を見ながらメンバーのカラーをおさらいする。
先輩マネたちとのLINEで「この人好きかもよ」と言われていた人の色を一応確認していた。

しかしなんだかよく知らない人のカラーにするという好意が恥ずかしくて、一旦慣れ親しんだ白で点けておくことにした。

 

いざ開演

おお、オープニングムービーがある!
芽が生えて大木になっていく映像、よく見るやつ!

事前知識として、4つのユニットはそれぞれ違う事務所で、今回はその4つのユニットがなぜか合同でライブをやる、という舞台設定は知っていた。
それぞれのユニットのロゴを見つめてはそわそわする。
落ち着かねえ…

 

1-01. MONSTER GENERATiON / IDOLiSH7

モニターの向こうで7人がスタンバイしている演出から一曲目が始まった。
やけにミュージカルみたいな背景の前で、7人とバックダンサーが踊っている。
バックダンサーが踊っている!?
バックダンサーもいるなんて全く想像していなかったので結構びっくりした。

Jのコンサートだと、本人は米粒サイズなのでメンバー一人一人がアップでモニターに映る(その度ファン叫ぶ)(自分の周りに誰の担当が多いか把握する)ので、
いわゆる「顔見せ」のために1〜2分踊らず登場スポットで静止して歌うことが多いのだが、
アングルフリーなアニメだとそれがいらないからか最初からガシガシ踊っていた。
「キャーーーー!」のタイミングがないのでちょっと面食らった。あれは発声練習みたいなものだからな…。無いとソワソワする。

IDOLiSH7、白い衣装が最高に似合うザ・アイドル。眼福です。見ていると緊張した心が軽くなるのを感じる。
C&Rが結構あってびっくりした。
曲はたくさん聞いてきたが、合いの手がスムーズに入れられるほど聞き込んではなかったので一旦緩やかにキンブレを振っておいた。

ダンスのモデリングすごーい!と思いつつ、「傘振り回したら危ないよ!」という思いに脳みそが支配されていた。
傘?なんで傘?
7人=7色=レインボーだから傘?
雨降り⇒虹演出とか、傘開く演出とかくるのか??と思っていたが、特になにもなくいつの間にか傘はいなくなっていた。草。

結構目まぐるしくフォーメーションするので(すごい)
あまり誰が誰かわからなかったが、よく見ているとダンスのモデリングが一人一人違うことに気がついた。

え、やば。

これは期待できる。まじで一人一人違うアイドルが”そこ”にいるじゃん。これは私が”知ってる”現場かもしれない…。

たとえばグリーンの二階堂さん。

彼はおそらくきっと、あまり振りが入ってないと思われる。もしくはダンスレッスンにあまり出られていない。
そういうメンバー特有の踊り方をしている。
髪型とかもライブ特有の派手目な髪型になってない感じ、キャスターとかドラマの撮影とかで忙しいタイプではなかろうか。他メンバーに比べてダンス練習がしっかりできてないタイプだと見た。
そういうタイプが一生懸命踊ってるの、仕事人って感じで正直大好きです。背も高くて好み。

 

MC

1曲終わってMCに入った。
おお、MC早くない?曲の間奏での挨拶ではなく、ライトも落ちて普通にMC始まった。

「今回のテーマは、旅です!」(うろ覚え)

旅…旅?旅なんだ。「ビヨンドザピリオド」じゃないのね。
MCの内容は少し理解が追いつかなかった。これは原作をもう少し履修していればわかるのだろうか。

この時は本当にそれぞれのキャラのことをよく知らなかったので、
人数多いなーくらいしか正直思ってなかった。

旅って…なに?

 

1-02. RESTART POiNTER / IDOLiSH7

ここがクライマックスか?ってくらい爽やかな曲だった。
そしてアイナナさんたちも死ぬほど爽やか。

IDOLiSH7のこと、実際は何も知らないのに昔から応援してきたような気持ちで見れるのなんなの?これが母性?
この曲だけじゃなく、先ほどのモンジェネもそうなんだが、どうしたらこんなさわやかでエモくて、でも似通ったりしない曲が何本も作れるんだろうな。

なんとなく、時が経てばお手振りもしくはアンコール曲になってそうな曲調という印象。(それはモンジェネも)
こういう曲、お手振りじゃなくてあえて全力でダンスしてくれるとうれしいよね。TEPPENとかTroublemakerとかね

ところで一織くんって子の顔、どの瞬間も好きだな。モデリングの相性が良い。

 

1-03. ZONE OF OVERLAP / ŹOOĻ

全ユニットの中で唯一の完全初見のグループの曲が始まった。
初見だが、曲調は一番好き。
平成後期のジャニーズを思い出すダーク感…思わずにっこり。

…めっちゃ好きかもなこのグループ。
どう考えてもイケイケワルなグループなんて、好きにならないわけがない。
基本的にどんなJのライブにもあるちょっとハードやダークなダンスパートが大好きなので、その雰囲気をそのままユニットのトンマナにしてるグループなんて、そりゃ好きだろ。
ちょっとトンチキだけど乗らずにはいられないダークナンバーなんて、そりゃ好きだろ。

 

ŹOOĻ、明らかにさっきまでのアイナナちゃんとのダンスの違いがすごい。
二次元ライブってここまで表現できるのか。
いやはや本当に素晴らしいな。
そして爽やかIDOLiSH7のあとにオラオラŹOOĻを出す構成、憎い。
ダンスを見慣れてないオタクもこれなら絶対に違いに気がつける。

ムビナナすげえな。お金かかってるな。
オタクの課金が二次元の推しを動かしてる。夢がいっぱいだな。

この曲のサビの「カッコつけて拍とってるだけ」みたいな振り見て「このグループたぶん推す」と思った。
確かこの曲だったと思うんだが、途中で後ろの階段からマグマ出てきてちょっと笑った。
え、マグマきてるよ!みんな、逃げて!って心の中で大爆笑していた。

 

しかし赤い髪の子、めっちゃかっこいい。ダンスもうまいし歌もうまい。
死ぬほどライブ映えする。こんなんみんな好きになってしまうのでは。
しかも八重歯じゃん…(八重歯とギザ歯フェチ)

1曲目の時点で名前も知らないトウマさんに目を奪われ、もう少し他のメンバーも見たかったがロックオンしてしまっていた。目が離せん。全部の仕草がかっこいい…。
袖のない衣装着せられるタイプ好きになることあんまりないのに…
「袖置いてきちゃったの?」って蘭たんに心配されるタイプ…。

 

MC

曲が終わって、意外と和気藹々としたMCが始まった。
もっとメンバー間距離とってMCすると思ったのに…
って言うかMC多いな。このペースでMCするの?まじ?
ムビナナ、既にあと10回いきたいコンテンツだけど、
「もっとずーっと歌って踊ってくれねえかな…仕方ないのかな…」という感想は抱いてしまっている。たぶんキャラの中身知らないからだと思う。

しかしこのŹOOĻっていうユニット、とてもやんちゃな感じなのに満遍なく仲がいい感じ、めっちゃ絶妙なバランスである。
だいたいやんちゃなユニットは30歳超えるまでちょっとよそよそしいイメージがあったんだけど(偏見)
やんちゃと和気藹々って両立するんだな…。

MCの中で、赤い髪の子が「嫌なこと全部忘れられるよな!?」みたいなことを言っていた。
二次元のアイドルも「嫌なこと全部忘れて」って言うんだなあ…と印象に残っている。
アイドルがライブで「嫌なこと全部忘れろー!」とか「嫌なこと忘れられたかー!?」って
煽るの本当に好き。

自分達がそういう癒しとか生活のハリを出す対象になってるって理解してるの、めちゃくちゃ尊い
ステージの上に立つ側の人たちが、ファンの心の機微なんて本当の意味では知る由もないだろうに、
「ライブで嫌なこと忘れる」ってこちら側のなかなかシンプルじゃない感情だよね?
そこを本当にわかってるのかわかってないのか、
踏み込んで言及して「そうであれ」と思って煽ってくれることの文字通り「有り難さ」に胸がぐうっとなる。
それを言うんだ、このとてもやんちゃそうなグループが……くそ、好きだわ。

つーかこのトウマさんの全身から溢れ出るいいヤツ感、なに?
今日初対面なんだがこんなに伝わるもん?キャラデザ力(ぢから)エグすぎるでしょ…。

 

1-04. Bang!Bang!Bang! / ŹOOĻ

𝐎𝐡,𝐨𝐡,𝐨𝐡 𝐰𝐞𝐫𝐞 𝐝𝐚𝐧𝐠𝐞𝐫𝐨𝐮𝐬………」

あーー好き好き。はい好き。
こんなん90年代前半生まれジャニオタが嫌いなわけない。
相変わらず、赤い髪の子の歌声はめっちゃいい。
連れてきてくれた先輩も赤い子にリアコしたって言ってたな。
あまりのかっこよさに「かっこいい…」という声を漏らした自分を見て、となりの先輩がいい笑顔で「わかる」って言ってた(気がした)

しかしこの赤い子の歌声どっかで聞いたことあるんだよなー…誰の声だったか…。
ちょっとこもったような感じなのに聞き取りやすくてワイルドさが滲みでる感じ、どこかで聞いたことがあるのだが、私には声優がわからなかった。
……いや、わからん、正直耳は良くないので自信がない。

サビの振り、概ね想像通りで非常に満足。
このグループ、フリが全部ひたすらにいい。
そして4人みんなリズムの捉え方がやんちゃで最高。
STRONGER&STRONGERの「怖くない」も大好きだが、
よく聞くとこの曲でも「怖いものはないんだ」って言うじゃん。
そう言うことをこういうやんちゃそうなグループに言わせるの、大正解なんだよな…
あのアイナナのシナリオなんだから、どうせこのグループも苦労してるんでしょう…
そういう人たちにそういうセリフ言わせるといじらしさで胸が張り裂けそうになるんだよ。

サビ終わりのラップで確信。

これは木村昴。私でもわかる圧倒的木村昴…。
なるほど木村昴かーーーそりゃ歌もうめえし声のハリもあるし…

ぜったいいいやつじゃんこの赤髪……………………。

気が付いたらペンラが赤くなっていた。
この時点で既にもう一回このライブに入りたかった。まだ終わってもないけど。
We are dangerous?で締めるの最高。親指立つところだった。(立てた)b

 

1-05. DAYBREAK INTERLUDE / TRIGGER

ŹOOĻが履けていき、TRIGGERに切り替わる時、劇場に「カチカチカチ」の大合奏がこだましてた。クソ笑った。
今思うとŹOOĻ⇒TRIGGERってちょっとキンブレ切り替え遠いもんな…。だからここのカチカチカチ…が印象に残ってるのか。

 

あ!wow-wowする曲!!(トンチキっぽくて好き)

 

ちょっと重心低めだったŹOOĻとは打って変わって長身でパリッとした印象のTRIGGER、圧倒的「強者」感がある。
なんか3人とも脚なげえな。最高。(脚長フェチ)

TRIGGERは先輩マネ(一緒に入った先輩とは違う人)の推しグループという印象。
先輩は真ん中の九条天さんが推し。その先輩は意識の高いストイックツンツンした美少年が大好きなので、たぶん九条さんはそういう人。

これは後から誤解と判明したことなのだが、自分はてっきりこの曲がデビュー曲なんだと思っていた。(全然違った)
なんか、デビュー曲っぽくない?
最初に「𝐖𝐞 𝐚𝐫𝐞………𝐓𝐑𝐈𝐆𝐆𝐄𝐑」って言ってるからかな?
「目指すものは同じ」とか「叶うまでは」とか言ってて”出発”感あるからかな…?
なんというかこう…意味のある歌詞が少ない分、めちゃくちゃシンプルコミュニケーションなのもデビュー曲っぽいと言うか…

とても勝手なイメージなんですが「THE・TRIGGER」という曲ってこう言う曲なのかなって思って。違ったんだけど。
平成初期って感じの曲調で非常にいいと思います。
あとから小室って聞いてひっくり返った。

TRIGGER、とてもかっこいいのだが、正直この時はグループのトンマナがいまいち掴めていなくて印象が薄かった。この時はね。
爽やか王道きらきらアイドルのIDOLiSH7と、わかりやすくヒールでやんちゃなŹOOĻ。
たぶんRe:valeはキンキキッズでタキツバで修二と彰。あと王者。
じゃあTRIGGERは?という感じだった。まあ、この数十分後に全部どうでもよくなるので今となっては世界一無駄な思考だったわけだが。

 

セルフ前評通り、十さんという人の声がとても好きだった。すごい、あの声が歌って踊っている。
キャラの見た目も割とタイプかもしれない。

…十さん、背も高いのか、スタイル抜群で好きだな
ん?踊りも好きなかんじだな
よく見たら顔も好きだな(縦長じゃないけどクリッとした目とnot面長な顔が好き)
イエベっぽいところも好きかも
圧倒的センターじゃない見た目のところも好きかもな(なぜか端が定位置のアイドルを推しがち)
とりあえずキンブレは水色?にしておこう。
なんか水色に近い色多いな…どの水色だろうカチカチカチ…

そういえばこのwow-wowな曲、
音源で聴いてる時はトンチキソングだな…と思っていたが、振りがついたら最高にかっこよかった。トンチキ感じねえ。
なるほどTRIGGERは圧倒的なビジュアルで全てを吹っ飛ばすユニットなのか?
全員が圧倒的”””強い”””のに、全員がバランスを見て息を合わせてる感じがする。ギラギラしてるのにギラギラしてない。「俺が俺が!」ってしてない。不思議なグループだ。※すぐどうでもよくなります。

 

MC

正統派MCだった。おふざけなしって感じ。

このいけてる男たちが「TRIGGERです」ってポーズするの震えるほどかわいいな。

……なんか勝手に強いグループなんだと思っていたが、この話している感じ意外と優しい感じなのか。グループ名がTRIGGER(物騒)だからか、顔の造形が強いからか、結構クールなユニットなのかと思ってたがどうやら違ったらしい。
気になっている十さんは聖人君子みたいなこと言ってた。人畜無害な「いい人」って感じ。クセのない声が当てられるはずだわ。

 

この時点では、十さんのことは「いわゆるあんまり特徴のないタイプのキャラなのかな?」くらいに思っていた。
TRIGGERの時のキンブレは水色にすると思うけど、特別1番推すほどではないかもなー、くらいの……ね…。

 

1-06. Last Dimension / TRIGGER

バラードね。自分はバラードはちょっと文脈わからないとピンとこないタイプなのでこっそり顔だけ見てました。
えーみんなめっちゃ悲しそうな顔で歌うじゃん、、、。悲しい顔しないでよ・・・飴ちゃん要る?
しかしやはり十さんの歌声好きだな…。なんでこんなに癖がないんだろう。
伸びやかな歌声、かつての担当に似ている。
失礼ながら十さんの声優さんはノーマークだったのだが、こんなに声が好きなのだから帰ったらもっとしっかり調べようと思った。

天さんと楽さんも含め、TRIGGERはとにかく顔がよい。強い。
しかし白髪・白髪・茶髪なので知り合い先輩の推しユニットじゃなければ一番誰が誰だかわからなかったかも。
そもそもIDOLiSH7のキャラクター、白髪が多すぎる。
有菜の作画だから?いや、有菜のキャラって圧倒的ブロンドのイメージだが…
紳士同盟のときのハシラか何かでベタが嫌いなので金髪が多いですって言ってた記憶がある。関係して…ないよね?

Last Dimensionってちょっとあれだよね、2010年台前半の冬のジャニーズバラードっぽいよね。

このくらいになると空気に慣れて戸惑いも薄まり、ムビナナをしっかり楽しめるマインドセットが出来上がってきていた。キンブレもノリノリで振ってた。

思ってた100倍ライブだわ、これ。

 

1-07. NO DOUBT / Re:vale

お、Re:vale。
連れてきてくれた先輩の推しユニットなので、メンカラの色合いとメンバーの顔は最も見覚えがあった。
二人ユニット、かっこいいよなあ…
広いステージの上にたった二人で上手と下手を沸かせるの、凄まじいよ。陰と陽、白と黒、絶対に対比で見られる。なんなら比べられる。
グループ内ユニットも組めないので2人orソロで勝負する。

現実世界の2人ユニットって、シンメ問題同様絶妙な距離感のことが多いと思うんだが、
なんかRe:valeは、仲良いな…?
パフォーマンスからもなんか滲み出てるよ…。

百さんのお顔、あらためてみると非常にタイプだ。(縦長じゃないけどくりっとした目とnot面長な顔が好き)
サッカー部出身者とかの陽キャにしかできなさそうな髪型も好きだ。(後から聞いたら本当にサッカー部だったらしくて笑った)

百さんのモデリング、表情作りがめっちゃ気合い入ってる気がする。
可愛い顔もかっこいい顔もクールな顔も全部イケてる。おイケ。
なんだかこの二人の楽曲はJっていうよりハロとか他のアイドルっぽいなーと思っていた。詳しく無いけど。

千さん、髪下ろしてライブすることありますか?ボサボサになっちゃうからさすがにないですか?
Re:valeは結構踊るから流石にないかな。艶めくアンニュイ長髪で歌い踊る姿、見たいけどな。
サビ前の千さんの歌声、めちゃ推せるわ。ありがとう。

この二人がスタジオでダンスの振り入れしてる映像とかないですか?
髪セットしてなくてキャップ被って黒マスクしてる百さん(ブランドもののパーカー)と
ゆるお団子で爆イケロンT(年中長袖)の千さんはいませんか?
サルエルにハイテクスニーカー履いてもらって。そのスニーカーの定価10万するのに売り切れてください。
メイキング映像とかで「お互いにプレゼントしあったのー♡」とか言っててくれたらたぶんこの地球はいろめきだって砂漠にも花が咲く。

曲終盤、なんか突然ソファー出てきた。なんかの曲でソファーが出てくるよというのは先輩から聞いていたのでそこまで驚かなかったが、
あまりの文脈のなさにちょっと笑ってしまった。こういう「お決まりの」演出の唐突感は他担ライブの醍醐味なので
「こういう体験までリアルに再現されるわけか…」と感心さえした。

個人的な記憶上、ソファー演出にハズレなし。カカオ然りCan’t let you go然り。
と、思って期待していたのだが……全然ソファー使わなくて草。
なんのために出てきたん?

しかし最後の最高にかっこよくソファー座ってくれたので大満足です。これのためか。
ガシガシに踊った後あんなに計算し尽くされたかっこいい座り方できるの、アイドル神なのか?

 

MC


なんだこのいちゃいちゃは?
何を見せられてる?

 

1-08. Re-raise / Re:vale

曲入りのスッと表情消えるところ、死ぬほどいいな…!
ライティング変わって二人の顔がもう一度映るところ、前編通して一番好きな画だったかもしれない。
きゅるきゅるのMCからそんな顔になれる百ちゃんって人、何者なんだよ。
入れ替わり順番に歌うところ、とてもかっこいい。この二人、歌が、うめえ。
千さんはなんかこう、芸能人!って感じがして大変よい。だがずっと百さんのこと見てるのは幻覚か?

 

幕間演出

なんかユニットごと一人ずつバーチャルな感じの紹介出てきた。
実際は二次元なので人の出履け等もないだろうに、ちゃんと挟んでくれるところがサービス精神旺盛で素敵だね。
現実世界なら撮るのが大変そうな浮いてるっぽい構成なのも非常にかっこいい(今はああいうのも簡単に撮れるのかな?)
めちゃくちゃかっこいい、が、実は必死に「旅」とのつながりを探してしまってあまり集中できなかった。

 

1-09. NiGHTFALL / IDOLiSH7

客席降りとるがな!
苦手な人もいる演出だと思うが、自分は客席降り演出嫌いではない。アイドルが嬉しそうなら、こんなドリームがあってもそんなに悪くないかなと思う。
オタクの人生狂わせてるな〜〜とは思うけど。
現実世界と違ってその周辺のチケットが跳ね上がることも、恨み嫉みの怨念が特級呪物になることもないしな。
どうでもいいんだが、アリーナの座席が緑のパイプ椅子で笑った。

お衣装、今度は全員黒か。ソーサラーっぽい衣装でいいですな。
アイナナちゃんも黒い衣装着るんだね。そりゃそうか。
NiGHTFALL は予習から結構好きな曲だったので幕間明けだったのは非常に嬉しかった。
一織さんの歌い出しが最高。音源でも非常によかったが、映像が付くとそれを超えてきた。

顔もいい、声もいい、一織さん、強いな……。
このあたりから、アイナナさんパートでは目が勝手に一織さんを追いかけ始めていた。

一織さん、ちょっと俯き気味にパフォーマンスするの雰囲気があっていいね。
小柄そうだけど、立ち姿とかに画面映えを感じる。Jだと各ユニットに一人はいる、背が小さめだけどダンスが上手なタイプだ。
つまり結構筋肉があるタイプ…なのか?

あれ、結構のっしのっし踊るね…?
一織さんって自分の知ってる限りの情報だと「完璧男子高校生」で、風紀委員なイメージだったのだが、踊りは意外と…男らしいというかなんというか。
え、そんな拍伸ばして踊る?ちょっと肩使ってオラっとしたダンスする?
え、彼って完璧高校生の子だよね?

 

そのギャップ、めちゃくちゃ好きだが──?

 

アイナナちゃんのキンブレは青になりました。

 

1-10. STRONGER & STRONGER / ŹOOĻ

Day1-2両日通して、この曲の演出が一番好きだった。

事前に好きだと思っていた曲。この曲の歌い出しが本当に好き。
来世ではこの歌い出しを歌ってるキャラを推すだろうなというくらいには好き。
誰が歌ってるか知らないけど。
ああー、君か、赤い君か。なるほど確かに木村昴だわ。

確かこの子は事前情報だとメンバーが一度いなくなっているはず。
そんな子が歌う「独りで歩いてきた道」ね……
いや、なんちゅう歌い出し歌わせてんの?

ちょっと待て後半演出、全然こっち向かねえ。アイドルがファンに背を向けて歌うだって…?
なにそれ新しい。最高じゃん。
運営、アイドルが光に向けて走っていく背中を後方腕組みで見守りたいファンの心理わかりすぎてるな。

ŹOOĻってこう言う歌も歌うグループなのか。特効で炎出そうな曲ばっかり歌うユニットかと思ってた。
Jの時代からこういう静かでエモいダンスナンバーが一番好きだったのでつまりS&Sは最高。
こういう曲を見るためにライブ行ってたまである。

ŹOOĻと赤い子、すごく好きだ。
推し、見つけたかもしれないな…。
赤い子、ワイルドめな声だしそんなストリートなリズムの取り方なのに、
滲み出るいいやつ感とファンに対する溢れ出る誠実感がたまらん。

「俺たち」系の曲で「怖くない」っていう歌詞をアイドルに歌わせるの、死ぬほど性癖。
「怖くない」っていうのは「怖い」っていう感情を持ってることの裏返しだし、
それを「怖くない」って宣言して少しの不安や雑念を振り払って立つアイドル、いじらしさで爆発する。

「星が歌った夜 未来の話を朝までしよう」
という歌詞で、ファンは無限に夢を語り合うメンバー同士を想像できるものなのだ……。
移動の新幹線で語り合ってくれ、誰かの家で語り合ってくれ、円盤の特典映像でBBQして語り合ってくれ。
円盤の特典映像でBBQとかキャンプとか行ったりします??
それを一時停止して一コマ一コマ噛み締める人生を送りたいが?

やべームビナナ、超楽しい。

 

1-11. Journey / Re:vale

なんか急に通学路始まったわ。
え、ユキさんとモモさんの通学路見せてもらっていいんですか?
この自然な演技風フリ、”2人”だからできるんじゃん…1人でも3人でも4人でもできないじゃん…2人だからできること全部やってくるじゃん…。

ももちゃんの彼氏力なんなん?水たまりあぶないよ、じゃねえ。
ゆきさんの旦那力なんなん?プロ後方彼氏ヅラ?

サビ部分の振り、オタクがペンラで一緒に踊れる曲だ〜〜。
この曲がシングルなのかアルバム曲なのかはわからんが、オタクが一緒に踊れるミドルナンバーをシングルで出せるのは強者の証。
Re:vale、やんちゃ感がないのにも関わらず王たる風格があって畏怖。

ユキさん、虹を見てるももの後ろで優しく歌うのやめて?
それだけで安心して泣く赤子も眠るよ?

 

1-12. BEAUTIFUL PRAYER / TRIGGER

 

その時は突然やってきた。

 

比較的ゆったりめの曲が続いていたので、油断していたのかもしれない。
セトリは聞き込んでいたけど、順番までは覚えていなくて、だから衝撃が大きかったのかもしれない。

 

Re:valeのパートが終わり、暗転からイントロが流れる。
次はTRIGGERか、と初心者はもたもたとキンブレの色を切り替えていた。
水色っぽい色、多いんだよな…
あれ、この水色か?なんか違うな、あれ、どの水色だ?

もたつく私を見かねて、隣の先輩が手を差し伸べてくれる。

「大丈夫、いいから前見て」

という先輩の声が聞こえた気がした。(実際は上映音で聞こえてなかったはずなのだが)
促されてスクリーンに目を向ける。

 

瞬間、たぶん息も時も思考も心臓も止まった。

 

 

 

 

 

 

 

𝒀𝒆𝒂𝒉…………

 

 

 

 

 

 

 

 

脳みその理解が追いつかないくらい、
今まで聞いてきたどんな彼の声より低い声。
シアターど真ん中の映画館音響が肺まで響いた。

交感神経が活発になって、めちゃくちゃ瞳孔が開いたのかスクリーンが眩しい。
遅れて心臓がびっくりするほどばくばくしてくる。え、しぬ?
キンブレの色が何色になっていたかなんて覚えてないが、それはストラップに任せ、私は口元を抑えて目を見開くことしかできなかった。

 

まじ、脚、長すぎ。
え、左胸に花と羽ついてる。私がこの世で最も好き衣装じゃん……。
あ、待って脚の長さがわかる衣装やめて。
さっきまでロングコート着てたじゃん。
脚の長いメンバーがそういう衣装着てると脳みそ止まるんだよ。
体格良すぎだろスタイル良すぎだろ、股下2mかよ。
よくそれコントロールできてるな、重心上空すぎて人より重力100倍かかってるだろ。

やばい、もう十さんしか目に入らない。
オタクアイの推しロックオンフォーカス機能がフル回転している。
ドーパミンがとめどなく溢れる頭の中には「かっこいい」「脚長い」「やばい」「かっこいい」しか浮かばなくなった。

曲が聞こえていたかも覚えてない。
衝撃が強すぎてただ微動だにできなかったことは覚えている。

いや、その衣装で足広げないで回らないで
つーか声が良すぎるだろうが
「アダムとイブが生み出した喜びの中」っていう歌詞に1ミリの違和感もないどころか心底かっこいいの、何?
To dance!で回るな!
全部のフリがかっこいいのやめて?
あ、龍って言った。自分の名前入ってる歌詞のやつだ。
高音やや苦しそううううう(フェチ)

ピクリとも動けず、目だけがキュルキュルと十さんを追っている。
「嘘…」とか「うわ」とか「ヒエッ」みたいな、信じられないものを見た時の悲鳴がひたすら口からまろび出た。

手足が長いからターンも足を開く振りも全部大変そうなのに、彼は終始余裕綽々でかっこいい。
横の2人とのバランスを考えてるのか拍についていこうとしているのか、少し余力を残してる感じのダンスが最高にエロい。
涼しい顔してると思ったら次の瞬間にはちょっと悪い顔してるところとか、いや待て、そんな顔できるのかよ。
さっきのMCのとき、ほわほわした感じだったじゃん聖人君子みたいな、虫も殺さないみたいな。
全部のフリがかっこよすぎてもうこの曲は十龍之介のために生まれたのかとさえ思えるわ。

いやなんで周りのオタクたちはこれ見て悲鳴あげないの?
こんなの、こんなの…普通オタクの悲鳴で大地割れるだろうが?

瞳孔が開きすぎてあまりピントが合ってなかったのか、実は正直あんまり美プレ映像を覚えていない。
「「「「信じられないくらいカッコよかった」」」」という記憶と「「「「十龍之介を推す」」」」という使命に似た意志だけが脳みそに焼き付いている。
たぶんあの時バルト9には雷が落ちて、沼男よろしく私は一度死んでそっくりそのまま新しい体で生まれ変わったんだと思う。
今までとは決定的に違う、「十龍之介が好きという大きすぎる感情」が新たに備わって。

太古の昔から、龍は雷を起こすって言うし、多少はね???、??、?、???

ふざけんなよ(萌えギレ)

 

1-13. Incomplete Ruler / 七瀬 陸、九条 天

事前のセトリプレイリストでは一番好きな曲だったはずなのに、最初の方なんも覚えとらん。
いつの間にか始まってたしいつの間にか泣いてたわアホか。
私の中の記憶だと、陸さんは天さんと顔合わせるだけで過呼吸になっていたと思うんだけど…?
…でも幸せならオッケーです。b

しばらく呆然としていた私を我に返らせたのは陸の泣きそうなBメロだった。
あれ、陸さんってこんな顔してたっけ?

白黒の衣装の対比が美しいなあ。テゴマスを思い出してしまう。あ、やべ、自分の思い出が重なって涙が…

「why am I here」か…すごいこと言わせるやん、18歳に。
この曲はメロディラインも超好みなのにいちいち歌詞が癖に刺さるんだ。

「思い上がった心臓が痛いほど君と響くこと」
「抱えきれない運命支配するためみんな隣り合うんだね」
「壊れた夢の中心で」

等、好きすぎる。

光、wander、カナリア大好き芸人大歓喜
暮れる空、月が隠れ、「夜が明ける…」、日が昇るって時間の流れ感じるのも最高。
自分の生まれた意味について考える一夜過ごしてるじゃん…。

違う声帯を持つ二人なのに本当に兄弟みたいにハーモニーが美しいの、もはや残酷だな。
お互いのソロパートでお互いを見つめる顔よ。
これがライブ円盤だったらアングル監督に憤りながら拍手を送るわ。
円盤にはこのカットがなくて会場スクリーンだけに映って伝説みたいに口伝されてもいいよ。エモいから。 

いや曲の終わりの天さんの顔が一番だったわ。今日一番。
あんな顔描ける?なんで描ける?

というか、マネージャーの皆は「全部」知ってるんだろうけど、
劇中の「アイドルファン=レインボーアリーナにいる人たち」はこの二人の事情をどこまで知ってるの?
あまり表に出てないけど「ファンは知ってる事情」みたいな感じなの?
「あの曲は同性解消するカップルの曲だけど本当は●●と▲▲のジュニア時代の曲らしい、よく聞くとラブソングではない」みたいな。
そんな感じなんだとしたらそれに悶えるファンでいさせてくれ。もしそうでないのならひたすら悲痛な二人の表情に何かを察するモンペでいさせてくれ。なんでアイナナの世界は二次元なんだ?俺にも行かせろよ

 

1-14. TOMORROW EViDENCE / IDOLiSH7 & TRIGGER & Re:vale & ŹOOĻ

IDOLiSH7、いつまでも完成されないアイドルすぎるな。
 Incomplete Rulerで天が陸を見つめがら、暗い舞台の袖に下がって、残された陸を明るいステージでIDOLiSH7のメンバーが迎えに来て小突く、この構成を考えた人は何食ってんだ?

アイドルの笑顔の真髄が詰まりすぎだろ。
人生の苦しさを胸の引き出しにしまって笑顔でライトを浴びる姿。
だからアイドルは崇拝の対象なんだよ、なんでそんなテーマを取り扱ってんだよ…。

IDOLiSH7というコンテンツ、バケモンだなあ…
IDOLiSH7とかアイナナとか表記するとコンテンツのことなのかアイナナちゃんのことなのかわからんのややこしいな)

え、この曲、他のユニットも歌ってくれるの?
……この曲をŹOOĻが、トウマが歌って踊るの…!?
そういうの好きすぎるが?やんちゃオラオラタイプが明るいアイドルソング歌うのめちゃくちゃ好きだが?
わあ、トウマが踊ってる、爽やかな曲なのに相変わらずリズムの取り方がストリート。かわい。

Day1通して、この曲の二番歌い出しの子の声がとても好みだった。
髪が白くて誰が誰なのかわからんけど。(のちに環さんと判明)
声だけならダントツ一番好きだ。ダンスもお上手。

 

十さんが画面に入ってきた時点で他の誰も見れなくなるのだが。
狭いのかやや控えめに踊るけど、全部の所作に丁寧さが滲み出ててもう…どうにでもしてくれ…本当にどタイプだ…

16人、それぞれ個性が立ってて大変よろしいね。

 

MC

このへんのMCでユキさんが年長感出してたことしか覚えてない

 

1-15. Pieces of The World / IDOLiSH7 & TRIGGER & Re:vale & ŹOOĻ

こういうアンセムっぽい曲はスポーツの世界大会のテーマ曲っぽくて非常に好物です。
歌詞が尊くてきれい。
特に「僕らはひとときに過ぎない存在でも」の歌詞とメロディが美味。
プレイリストで聞いてる時は「アイドルの刹那的な輝き」のことを言ってるんだと思ってたけど、この地球の中でってこともあったりするのか。
壮大さとアイドルの尊さが絡み合って、なんていい曲なんだ…。

アイドルは偶像で、「ファン」とは絶対に交わらない。
一個人として生きている命はその寿命尽きるまで続いても、
一度表舞台から姿を消せば、アイドルの自分はいなくなる。
さらにいうと彼らは偶像なので、アイドルという虚像に本当の意味での命はない。
東京都在住20代男性の命はあっても、アイドルとして見せている人生はあくまでコンテンツでエンタメだ。
それでもここにいると、時代を作っていると叫んでいる。
全部IDOLiSH7というソーシャルゲームの中の劇中劇だというのに。
うーん、劇中劇だということがさらに面白味を増している気がする。
味わい深すぎるコンテンツだな。アイナナ。

ああ、明るいステージで高らかに爽やかに踊る推し、この世のどんな宝石よりも眩しいわ。
この時には完全に十さんしか目に入らなくなっていたし、推しであるということになんの迷いも抱いていなかった。
十さんが画面外にいる時はトウマさんを探していた。

 

1-16. Welcome, Future World!!! / IDOLiSH7 & TRIGGER & Re:vale & ŹOOĻ

アンコールあるのか…。

あ、もしかしてツアーT来てくる?ヘアアレンジとTシャツ別注アレンジくる?
と期待していたが、そこはむしろ現実より厳しいモデリングの壁…
特にそういったことはなかったし、ŹOOĻが破いたりせずお行儀よくツアーT来てるのはむしろなんか新鮮だった。
楽さんとかとらおさんとか、「それを売ってくれよ」っていう黒いバージョンのTシャツ着てそうなのに。
ŹOOĻとかダメージ加工たくさんのスタッズとかチェーンとかたくさんついてそうなのに。
オーバーサイズ枠は誰ですか?教えてください。
十さんは袖まくりか切り落として肩出してそう。でも私は肩出しあまり好きではないので現場で双眼鏡覗きながら舌打ちしてそう(心の中で)
ポンパ枠は誰ですか?ポンパになりきってない受験生みたいなかわいい前髪あげ枠は誰ですか?
長袖アレンジ枠は誰ですか?オフショルセクシーお姉さん枠は誰ですか?????

あ、待って、Tシャツ姿の十さん、たぶん見てはいけない。
神々しさと性的さで頭がおかしくなってしまう。

おい、「ここぞって時と信じて」のフリ、爆イケすぎてるんだが???
なんだそれ????
何度も言うが虫も殺さんみたいな菩薩の雰囲気が素地っぽい人が爆イケのカッコつけパフォーマンスするの最高に好きなんだってば。
こんなん十担みんな大盛り上がりだろ…。
歌い方も振りも煽りも完璧すぎて実はちょっと「うわっ」っていう声出た。

ああ、トウマくん、la la laのときに振ってる手入れ替えるの超生きてて好き…。
十さん両手あげて降ってるのちょい冴えない感じで好き…。
大きい体大きく使ってるのかわいいよ…。ありがとうな…。

曲が終わりアイドルたちが去っていく。
アンコっぽい曲ではあったがお手振りではないし花道も外周もないのでちょっと寂しい。

$「俺たちの名前はー?せーの!」
客「「「●●●●ーーー!」」」
パーン!(銀テ)
がないのはかなりさみしいな…なんと言うか消化不良だ…だからもう少しいてくれ…。
でも十さんの場所的に最後までいてくれてありがとうフォーエバ

 

アフタートーク

って何?
とりあえずトウマくん可愛過ぎて推すことに決めました。

 

Day1が終わった…

とにかく美プレが衝撃的すぎて前半なにも覚えてない。
美プレ前と美プレ後の人生が違いすぎて何も覚えてない。

 

一度 死んで また生き返る そんな 魔法を かけられていた

目覚めたら 君がいて 光みちていた ぼくは 生まれ変わった

-NEWS  星をめざして

 

ちなみに文中にも書いたけど美プレ自体も衝撃が大きすぎて覚えてない。
美プレの後も覚えてない。
もはや何も覚えてない。
十さんがカッコよかったことだけ覚えてる…。

あとŹOOĻが推せることもかろうじて覚えてる。

これ、Day2のササゲロが楽しみすぎるな…。

 

幕間

Day1とDay2の幕間が20分くらいだったので、売店でワンハンドスナックを買いました。

これはムビナナを見てからというもの今日まで高濃度の十さんを摂取するたびに起こる体の異変なのですが、胸が苦しくなって食欲がなくなるんですよ。
こんなんティーンの時以来なんだが?私は泣く子も黙るアラサー女なんだが?

結局、ライブの途中で集中力を切らすようなことは絶対にあってはならないのでジンジャエールでカロリーを流し込みました。
たぶんこれ途中で集中とか切れたら今後数年後悔する。

 

Day2

ちょっと疲れてきたのでDay2流しめに書きます。思い出しながら書いてるだけで息切れがするんだハアハア

特典は十さんでした。

 

やめて、今顔見れないのよ。
まったく同じイラストを全く同じように見て、こんなに違って見えることある?

ある。

ジャニヲタ、現場で新しい担当見つけて公演後にうちわ買って帰るやつあるじゃん。
それの気分だわ。
現場のあとのご飯屋さんとか帰りバスでそのうちわ見ながら顔面の造形を脳みそに叩き込むやつじゃん。
最高に幸せな瞬間じゃん。
だけど今は見られないわ、ごめん。くらくらするねん。声出るねん。

その後とち狂う私に先輩がクソニヤニヤしながら特典くれた。

 

2-01. MONSTER GENERATiON / IDOLiSH7

Day1よりC&Rできるぞ!

Day1は初めてのことすぎて何にも順応できなかったし何も考えることができなかったけど、
改めて聞くと1曲目にこれを持ってきてるの””強い””なと思った。
この曲ってつまりA・RA・SHIでしょう。
古参も大好き新規も大好き。
ムビナナでアイナナに帰ってきた人も一気にタイムスリップできるし、私のようなド新規でもよく知ってる曲。
傘のパフォーマンスは定番ではなく今回初めての演出と後から聞いて、
「モンジェネもう飽きたー」の声にもバッチリ応えてるじゃん。(でもなんで傘?)

アイナナの中では一織さんしか目に入らない…はずだったんだけど、やっぱり環さんの歌声が気になる。
環さん、MCではかなり天使だったんだけど、パフォーマンスはイケイケなのめっちゃ良いじゃん…。

 

MC

いや宇宙人運び最高かよ。まじでモーション優秀だな…なんの違和感もないじゃん。
こういういちゃつきじゃないわちゃわちゃMC大好き。

そうだ、フライアウェイ?って曲も帰ってから聞こうと思ってたんだった。(調べることが多すぎる)
こうやってライブでやってない曲とかの話をするのも非常にMCっぽくて面白い。

ていうか、Day1とDay2でMC差分あるのか、マジか…
こういうムビナナ外の情報があることも含めて、「Day2がオタク向けかも」っていう前評の理由なんだろうな。

このMCのときだったかわかんないけど、一織くんがマイク入るか入らないかくらいでボソッと話してた。他の場面でも何度か見た。
J時代、メンバーがマイク通さずに耳打ちして笑い合ってるの好きだったからそういうのも大好物です。ただ耳が悪くて何言ってるかわかんねえ…。

 

2-02. PARTY TIME TOGETHER / IDOLiSH7

なんかコーヒーカップ出てきて草。
傘といいコーヒーカップといい、アイナナちゃんのトンチキパフォ最高だな。
これあれか。面白フロートのオマージュだったりするのか。
あぶれちゃった環くんかわいそう可愛いね。

大和さんに将来有望!って言われると総理大臣にでもなれる気がしちゃうな。
私、大和さんのこともっと知りてえよ…。

「音楽アゲめに歌っていこうぜ」の部分、環くん写ってないけど環くんだってわかる、環くんの声好きすぎる…。

 

2-03. ササゲロ -You Are Mine- / ŹOOĻ

待 っ て ま し た

パフォーマンスで言ったら最も楽しみにしていた曲ササゲロ。
Jのライブなら別撮りの映像がモニターに流れて会場が割れるササゲロ。(なおその映像はデータ化されない)
別撮りの映像は艶かしいグロスな雰囲気で謎にシャワー浴びてたり赤い薔薇持ってたり
どこ?っていう古いモーテルの廊下にいたりアンティークな固定電話器持ってたりするだろササゲロ。
絶対黒と赤基調の衣装だろササゲロ。(そうだった)

トウマくん誠実でいい子でわんこだってわかってるのにこんな曲歌われたら好きになっちゃうじゃん。

とらおさんの「俺は重いぜ?」で寿命伸びた。とらおさん、見た目がよすぎる。

こういうどうしようもねえ激重男の曲、本当いいな。一生歌ってて欲しい。
ヤンデレ属性あるので普通に刺さる。

男性アイドルはこういう曲歌ってなんぼだろ。「お前」って言え。
十さんが激ヤバすぎてちょっと混乱してたけど、やっぱりŹOOĻ、推せるな…。

 

MC

あまり事情はよくわからないけど、
トウマくんが愛されているんだなってことがわかるMCで好きな味でした。

 

2-04. Bang!Bang!Bang! / ŹOOĻ

ŹOOĻの曲、全曲イントロがとにかく最高なんだよな。
ŹOOĻのライブ、絶対面白いじゃん…特効バンバン撃って汗だくになりながら踊ってくれよ。
黒のファー付き衣装とかも着てくれよ。
なんで毎年アリーナツアーやってないんですか?

あと、Day1から薄々思ってたけどŹOOĻって一人お姉さんいるよね?

 

2-05. DAYBREAK INTERLUDE / TRIGGER

幕間挟んで少し落ち着いたのか、Day1の最後の方より冷静に十さんのお顔を見れていた。
アンコールの時は朗らかな顔してたのに、かっこいい顔してる時の顔がかっこいいよ・・・・。

あ、階段降りてきてる!(階段フリ大好き)
Day1はキンブレの切り替えに夢中でおそらく見えてなかった演出に大興奮だった。
こんなかっこいい登場してたのかよTRIGGER。
顔とスタイルの良い男たちが生地が固そうな衣装を着て階段を降りるのが好きすぎるので大変に嬉しいです。

あ”っ十さんをあまりアップで映すのやめてもらって良いですか?
心臓が壊れそうです。

このグループ、この古めの曲調が最高に似合うな。
なんと言うか、今どきのいけてる曲っていうより自分たちの素材が最高に引き立つ曲を作ってもらってる感がある。
ちょっとトンマナが平成なんだよな。

落雷してから見る推しは全く同じ映像でも何もかも違って見えますね。
なぜか彼色のキンブレを降るのも照れる。

 

MC

相変わらずおふざけなしだった印象
ツッコミ不在感はあまりわからなかった。

なんか途中で推しの劇的イケカワな笑顔を見た気がする、あまり記憶がない。

 

2-06. Crescent rise / TRIGGER

あ、オオカミが鳴く曲!

なんか、TRIGGERは険しい顔して歌を歌いがちだな?
この時はよく理由を知らなかったのだが、後日先輩マネージャーたちに事情をやんわりネタバレしない程度に教えてもらって地獄だなーと思いました。

「知ってるよ お互いな ah♪ah♪」の天さんが爆イケで鳩尾のあたりが震えた。
なんなのあの人。

===以下突然始まる偏見まみれのTRIGGER担妄想====

天担:
たぶんだけどギャルが最も多い。
気合いの入った見た目のいい女子が多そうなイメージがある。
本人のビジュアル戦闘力が強いのでオタクたちも呼応するように戦闘力が強い。
なぜかわからないけど背の低い華奢な美人が多い。
ハイトーンヘアも多い。
意外と同担拒否は少ない。天様は皆に押されて然るべきなので。
メンカラピンクを身に纏えるとは、そういうことだ。
デコったりするのがうまい。
推しが尊いときには心の底から叫ぶ。それが天氏を更なる高みに昇らせる養分となる。

楽担:
老若男女たくさんいるイメージだが、意外と女児率と主婦率が高そう。
大人のオタクは楽氏のことをなぜか猫可愛がりする。
圧倒的に「かっこいい」より多い「かわいい」。
あと同担拒否も多そう。圧倒的私だけの楽だから。みんなの楽などいない。
同担拒否しない楽担クラスタは「我々は担当の顔が美しければそれでよい」とか言い出しそう。
オタク文学の才のある者が多い。
推しが尊いときには「意識して」黄色い声を出し彼の美の演出とするか、
バブみを出すかのどちらか。ああいうタイプに限って何故か赤ちゃん扱いされる。

十担:
大人のお姉さんが多いイメージ。
他の2人担に比べて一番見た目は派手ではない。なんならメンカラもそんなに身につけない。
ただアホみたいに金使う。金銭感覚がバグってる。
精神が最も健やか。でも金銭感覚はバグってる。
丁寧に録画を残したり誕生日のお祝い画像をきれいに作るタイプ。
推しが尊いときにはキレ散らかす。十龍之介はそれを困った笑顔で受け止められる男なので(たぶん)
オタクはその困った笑顔が大好き。

===妄想終了※全部冗談です===

 

TRIGGERさん、回ったり飛んだりするダンスが多いな。あと右肩が後ろにくるダンスしがち。
右手を背後で遊ばせがち。

 

2-07. 激情 / Re:vale

スタンドマイクじゃなかった………
絶対スタンドマイクだと思ってた…なぜか思い込んでいた…

百さんは曲によって歌い方が全然違くて器用なタイプだな。
この曲はだいぶかっこいい歌い方している気がする。
千さんは逆にどんな曲でもしっくりくる歌い方をする。

ただ、聞けば聴くほどスタンドマイクで歌ってほしい曲だよ。
ユキモモにスタンドマイク抱いて欲しくない?ほしいよね?ほしかったなあ…。

 

MC

???Re:valeは付き合ってるんですかね?

 

千「いつもは百のために歌ってるんだけど、今日はみんなのために歌おうかな」
客「なんかすみません」

 

 

2-08. Re-raise / Re:vale

相変わらずイントロの演出100億点満点。

「百のために歌ってる」とか言うから歌詞に注目して聞いてみたが、
よくよく聞くと恋の歌じゃない説ある?
え、だから恋じゃなくてユキモモの歌だって?あ、そういうこと?
いや、恋愛の歌か?
いや、わからん。Re:valeの世界わからんな

Re:valeは終始二人の世界すぎて、東京公演と円盤収録入ってる公演以外は魔境が広がってるユニットだと思った。
特に地方のバクステ作らないレベルのキャパの会場では好き放題やるやつ。
Twitterで流れてきたMCレポに目を疑うやつ。
レポしてる人も現実だったのかだんだんわからなくなるやつ。

 

2-09. NiGHTFALL / IDOLiSH7

ああ、相変わらず一織さんのダンスにしか目がいかないわ。
この曲の一織さんはまじでなんでこんなにかっこいいんだ?なんか理由とかあるなら教えてくださいお願いします。

うおおめっちゃ好きな振りがあったはずなのにメモをとっていないせいでどこの振りだったかわからない!もう一回いきたい!!いやもう10回行きたい!!もう次決まってるけど!!
そしてどんな曲でも環さんの歌声がマジカルヒットだ。
かっこいいのに天真爛漫でベビちゃんだね。 

この辺からちょっと緊張してきていた、次の…次の美プレが来てしまう…

 

2-10. STRONGER & STRONGER / ŹOOĻ

何度見てもいいなこの曲は。
たぶんストーリー読んだら100倍良く見えるタイプの「俺たち」ソングだと思うので
この感想を書き終わったらメインストーリーを読みますね。

 

2-11. Journey / Re:vale

一緒に参戦した先輩にとりあえず左手の薬指見て!って言われたので
いちおう石付き?の指輪をしているのは見えたのですが、
婚約してるってことは理解できたけど、それでよかったのかな?

 

2-12. BEAUTIFUL PRAYER / TRIGGER

Day1のときより落ち着いて見れる気がしていたが、正直2回目もあんまり記憶がない。
ただやはり頭の中に「十龍之介という男が信じられないほどかっこいい」という感覚だけが刷り込まれている。
この曲、誰かなんかやばいの盛ってますか?

やはりTRIGGERはターンが多い…ってなんだそのターン?よく見たら異次元ターンしとんな?
片脚で回ってない?(回ってなかったかも)どういうことどうなってんの?

足開いて閉じる振り付けの十さんの足の長さどうなってる?
股下5mある?
足しかない?
絶対足どんどん伸びてるよね?

そしてやっぱりこの曲だけ表情の作り方ちがうよなあ!?
悪い顔スイッチあるってこと?かっこつけかっこいいプロアイドルスイッチあるってこと?????

2回目は少し冷静になれると思って天さんも楽さんも見たいと思ってたのに…
思ってたのに十さんから目が離せねえよ…。

十さん、どんな時も俯き気味に立ったりちょっと演出に味付けして踊ったりせずニュートラルなの本当に…
それなのにしっかりかっこよくて雄っぽさ出てるのまじ…
あんな朗らかニコニコ仏なのに心の中にしっかり雄持ってる…ってコト!?

この瞬間に「BEAUTIFUL PRAYER」より美しい単語が存在するだろうか。否、しない。
いやBEAUTIFUL PRAYERってなに?

なんでこの曲の十さんこんなかっこいいの?
いや他の曲もかっこいいんだけど、この曲だけ特別かっこよくない?
いや、この曲ががっこいいのか?
くそ、天さんと楽さんを見てこの曲がかっこいいのか十さんがかっこいいのか確かめたいのに、十さんに目が張り付いて離れない…!
くそ、歌声もいい、耳も十さんの声を拾いに行きやがる…!

F1レーシング中かと思うくらい視野狭いが。
画面外にいる十さんまで見えるようになってきたが。

知ってる知ってるこの感覚知ってる。
これ、担当ってやつ。

 

2-13. Incomplete Ruler / 七瀬 陸、九条 天

BEAUTIFUL PRAYERのあとにこの曲入れるのやめない?
喜怒哀楽は一度には共存しないんだよ?
一番好きな曲で楽しみにしてたのにDay1あんあまり記憶ないからな?

いろんなあれやそれやは正直よく知らないけど
一緒に生まれたカルマの二人がお互いの横顔見つめながらカルマに逆らう歌歌ってるんだよね?
なんでこんな残酷なことするんですか?これが美しいんですか?ストーリー読めばわかるんですか?そうですか…

これ以上の感想はストーリーを読んでからじゃないと無粋な気がするので慎みます。

 

2-14. TOMORROW EViDENCE / IDOLiSH7 & TRIGGER & Re:vale & ŹOOĻ

この陸を迎えいく場面も関係性わかってると全然味わいが違いそうなので割愛

ほんま何度見ても爽やかな曲歌ってるトウマさん最高。
最高にいじらしい。
好きなもの飽きるほど食べさせてあげたい。何が好き?唐揚げ?ハンバーグ?シュークリーム?お姉さんがなんでも買ってあげるよ

やんちゃな見た目してすごい一生懸命踊るじゃん。
ファンに向かってありったけの愛表現するじゃん。
自分がステージに立ってることになんの迷いもなさそうじゃん。
その性格そのナリそのダンスで一生懸命になれる、
アイドルを辞めなさそうな人を私は知らないんだよな。
トウマさんを見てると自分の心の傷が成仏する感じがする。ありがとう。

十さん、手足が長くて窮屈そう(好き)
重心が高いせいで「軽く踊る」が難しそう(好き)
自分>以外<のことを本気で「かっこいいなあ」と思ってそう(好き)
しゃけのおにぎり握ってそう(好き)
ネイビーのベッドシーツ使ってそう(?)

 

2-15. Pieces of The World / IDOLiSH7 & TRIGGER & Re:vale & ŹOOĻ

月並みだけど、16人が一直線に並んで「僕ら」って歌うの尊くない?

このタイミングで、今更だがOPの木が大きくなっていく映像とポスタービジュアルはこの曲に繋がると気がついた。
Day1は十さんを探すことにフルリソース割いてたのでね…

そして散々謎だと思っていた「旅」っていうテーマに一つの解釈を持つことができた。
旅というのは「旅行」じゃなくて人生という歴史、この世界という長い旅路のことを指してるんじゃないか。
いろんな背景、いろんな文化、いろんなコンテキストの中でそれぞれの旅がある。
その中で16人のアイドルとマネージャー、ファンの旅を追体験するというのがテーマだったんじゃないか。
まあ、メインストーリー読んでないので何もわからんけど。
二次元ってこんなに音楽とマリアージュできるんだなーと思って素直に感動していた。

 

IDOLiSH7、こんなに奥深くて面白いコンテンツだったなんて聞いてなかったわ。

私は耳の能力ががあまり良くないのだが(声の聞き分けとかめっちゃ下手)、無事ユニゾンの中から十さんの声を聞ける様になったのが嬉しかった。

 

2-16. Welcome, Future World!!! / IDOLiSH7 & TRIGGER & Re:vale & ŹOOĻ

こちらもDay1は十さんを探すことにフルリソース割いていたから気がつかなかったのだが。
この曲、C&R楽しすぎるな。

改めてきくとめっちゃアンコ曲。アンコ曲でありながらお手振りじゃないことに感謝の念が湧き上がってくる。
そうじゃなきゃ「ここぞって時と信じて」の十さんのアレがなかったわけですからね。
あと、先輩に教えてもらってトウマさんのウィンクを捕捉できましたので、無事私の寿命は伸びました。

次の日死ぬほど化粧ノリ良かったからね。

 

あー楽しかった

 

 

 

 

その他技術とか演出について

前編止め絵がなくてびっくりした。ムービングでカメラとってて臨場感が半端ではなかった。

MCのところの大げさなモーション等やや引っ掛かるところはあったが、パフォーマンスシーンについてはなんの違和感もなかった。
違和感どころかほんとにパフォーマンスで推しまで見つかった。
技術はここまで進歩してるんだな…オタクたちの課金で。
そりゃ初見連れてきたくなるわ…。

 

ちなみに以下ちょっとさみしかったところ

ドン引きの画面が少なすぎる。
広いステージにぽつんとアイドルが立ってるのが美しいのに、爪先まで振りが見えるのがライブの最高なところなのに寄りの画ばっかりで少し悲しかった。
特にTRIGGERの時間差の振りと16人でブロックごとに歌うところ。

だだっぴろいステージの上を選ばれた側の人間として占領するのがアイドルってもんだろ!(そんなことはない)
まあアングルに対する文句があるのもそれはそれでライブ映像みがあってリアルでよかったよ。

あとセンステはまずあって嬉しかったけどもっと広いとさらに嬉しかった。
オタクに360°観られながらパフォーマンスをするアイドルが大好きなもので。
花道を颯爽と歩きながらラインダンスしてもいいんだぜ。

 

基本全編ダンスナンバーなのは2次元ならではで最高だったのだが、
ハンドマイクも持って欲しかったという気持ちがある。
ヘッドセットダンスも最高だが、ワンハンドマイクの振り付けにしかない良さもあるんだぜ。

 

その後

しかし、競り上がりもトロッコもムビステもないのに飽きない2時間で非常に満足だった。
ムビナナ、バケモンだったなあ。
ハマれないと思ってたのに、今は24時間ずっとアイナナのことを考えている。こわい。

 

体験が素晴らしすぎて「なんでうちわ爆買いできないの??」と脳が混乱した。
帰宅後、アイナナのアプリを起動すると十さんのガチャがあったのでとりあえず100連突っ込んでおいた。十さんは出なかった。
しかし推しに貢いで物が増えないのは最高すぎる。
いつもうちわやら各種円盤やらで家の床が抜けそうになっていたので。

 

今回コンテンツ沼に引き込んだのは連れてってくれた先輩①なわけだが、
自分が十さんに落ちたと知るや否や他の何人もの先輩マネにドヤドヤと囲まれ
あれから毎日十さんの爆イケ情報やアイナナのこえーところを刷り込まれている。
その度ときめきで胸がいっぱいになって今週はほとんど寝てないし
ご飯もあんまり食べてない。

でも元気に朝から仕事しているし、早く家に帰りてえのでとても効率よく業務を遂行できている。
新規コンテンツにハマったオタクは強い。

 

初見の気持ちをそのままアウトプットしたくて、
これを書き上げるまでアイナナの情報も他の人の感想もあまり目に入れないようにしていた、
ので、自分のアイナナライフはこれからやっと始まるんだウオオー!時間が足りねえ!

先輩マネたち曰く、
心が安定している時に3部以降を読みなさいと言われたので、
今週末の片方は予定を空けてメインストリーを読むつもり。
本当は土日両方に映画館に行きたいが、気持ちをグッと抑えて片方だけ行く。4DX楽しみ。

たぶんね、このゲームのメインストーリー、こんなにどうしようもなく好きになってから読むものじゃない。それだけはわかる。
だって都志見文太だから。

心が壊れないように頑張るね。
あともしかしたらパフォーマンス担当が十さんで裏側は違う推しが見つかるかもだから。それも楽しみ。

 

 

 

 

 

 

余談

昔、「不安定なアイドル」が推せなかった。

嫌いとか苦手とかいうネガティブな感情は全くなくて、ただ「めちゃくちゃ好きなのに担当にならない」のが
「アイドルをいつか辞めてしまいそうなアイドル」だった。
別に共通点なんてない。アイドルが嫌いとはっきり示されることもあれば、
アイドルが天職だと真っ直ぐな瞳で言われたこともある。

この不安定なアイドルに対する嗅覚を持ってる人は自分の周りにも一定数いて、
時には共感してくれる知人もいた。
結局、その嗅覚は100%の確率で的中するわけだったのだが、
そういう意味でも、十さんとトウマさんはあまり不安定さを感じなくて推せる。
次元が変わってもこの嗅覚が当たっているのかどうかは今週末のお楽しみ。

逆にアイナナメンバーは結構不安定に見える。
ナギさんは「実は出身国の王位継承権あんねん」ってある日突然自分がマジ王子様であることを明かして
帰ってしまいそうだし、環さんは「俺気分じゃないし」といって兄貴メンバーが肝を冷やしていそう。
ファンの性質とか会場の雰囲気にもモチベーションが振られそう。そんな感じがする。

もう一度断っておくが、そういうメンバーも大好きで大好きで大好きなのであしからず。
少しでもアイドルでいてくれてありがとうって心から思うよ。

少し期待してしまっているのは、そういうメンバーが「辞めない」世界線の物語であるかもしれないということ。
あのステージに立つ16人があまりに間違いようのないアイドルだったので。

本気で信じていた「旅の続き」を取り上げられてしまったドルオタに、
ここからどんな旅路があるんだろうとわくわくしては、
私たちファンが知りようもない舞台裏での「決心」を突きつけられてきたドルオタに
アイナナが旅の続きを見せてくれるのかもしれないなと。
期待して、きっとその感想を書きます。

アイナナがノンフィクションのようなフィクションを押し出してるのは知ってるけど…
担当が同じ次元に生きてないって、実はめちゃくちゃいいのかもな。

 

以上、

アイナナには絶対にハマらないと思っていた人間に雷が落ちた話

副題:レインボーアリーナに俺たちの「旅」の続きがあった

 

 

 

 

 

 

 

 

(2023/6/29追記)

かなりスピード優先だが3部までメインストーリーを読んで2回目に参戦をしてきたツリーを置いておきます。